- ナス科ナス属の植物
トマトは長らく独自の属(トマト属 Lycopersicon)に分類されてきたが、1990年代ごろからの様々な系統解析の結果、最近の分類ではナス属 (Solanum) に戻すようになってきている。
なるほどナスと相性が良い訳だ。
- リコピンを摂るなら赤系
色による分類ではピンク系と赤系と緑系に大別される。 ピンク系トマトの果実はピンク色を呈し、赤系トマトの果実は濃い赤やオレンジ色を呈する。 日本ではピンク系トマト(‘桃’系)が生食用として広く人気を博し、赤系トマトはもっぱら加工用とされた。しかし近年になって赤系トマトには、抗酸化作用 を持つとされる成分リコピンが多量に含まれている
- ドイツ語読みのリコピン
リコペン(Lycopene|lycopene、ドイツ語読みでリコピン)は化学式 C40H56、分子量 536.87 のカロテノイド。水にはほとんど溶けない脂溶性の赤色色素。多くの植物ではβカロテンやαカロテンの前駆体としてわずかに存在するのみであるが、トマトや柿、グミなどに多量に存在する。抗酸化作用が大きいと考えられている。
- 抗酸化
抗酸化物質(antioxidant)とは、他の物質の酸化を抑制する能力を持つ分子のことである。酸化とは基質から酸化剤へ電子を転移させる化学反応のことである。
抗酸化物質の濃度が低いとき、もしくは抗酸化酵素が阻害されたときはそれが酸化ストレスとなり、細胞損傷や細胞死の原因となる。
酸化ストレスはヒトの多くの病気の原因の一つであり、薬理学分野では抗酸化物質の研究が盛んに行われている。特に脳卒中、神経変性病の治療に対する研究が顕著であるが、それが酸化ストレスが原因なのかどうかは不明である。
リコピンを摂ると良いらしい・・・
そう言えば、トマトと言えば、ちょっと羨ましい『水耕栽培』。
土を使わず、水で育てることで抵抗を減らすと、写真のように鈴なりのトマトが。
北海道のえこりん村では、1粒の種から2万個のトマト!にチャレンジ中。